会員の声

世田谷区在住(TSさん)

息子が交通事故の被害者となり、意識不明の状態が長く続いた後、高次脳機能障害となりました。
事故直後は突然訪れた深い悲しみと不安の中
医者・警察・検察・弁護士・保険会社・役所関係者…誰のことも頼ること、信じることができず苦しんで
おりました。そんな折、リハビリテーション病院からの紹介でこの会と出会いました。
ランチ会などでは、皆様親身に話を聞いて下さり、とても気持ちが楽になりました。
勉強会では心理カウンセラーの方や弁護士の方から的確なアドバイスを頂くことができて
様々な局面で大変助けられました。

裁判が終わったとしても、私たちの苦悩は終わりません。
数年後向き合わなければならないだろう、親なき後の後見人問題など、今は会の中で勉強し知識をつけ
備えています。

まだまだ私は皆様から助けてもらうばかりですが、私も会員の皆様の生の声に救われた様に
いつか、この経験を役立たせ恩返しできればとも思っております。
(そんな事故のない世の中になることが一番なのですが…。)
交通事故の被害者家族とはある日突然やってきて、想像を絶する大変なこと、二次被害が次々と襲い掛かります。当初の私の様に、どうかお一人で抱え込まないで下さい。

渋谷区在住(IYさん)

兄が交通事故に合い、重度の障害を負いました。
右も左も分からぬ中、様々な選択を日々していかなくてはなりません。
ただただ涙溢れる日々の中、両親含め家族の精神状態も崩壊寸前でした。
北原代表の息子様の事故の際の活動とその後の歩みに強い感銘を受け、この会に入会しました。
また、この会の委員の方々はそれぞれの経験プラス様々な方面でお勉強や活動をされていらっしゃっていて、惜しみなく私たちにアドバイスを下さいました。
医者は医者の立場、弁護士は弁護士の立場でものを言います。
何を優先させなければならないのか、どんな方法があるのか、北原代表を始め委員の方々の提案はとても為になりました。
刑事・民事の裁判中も幾度となく傍聴に来て頂き、背中を押して頂きました。
感謝しても仕切れません。
利害関係なく、何でも話せて、共有できるこの会の存在を心から有難く思っております。