代表挨拶
ご挨拶
本会は全員が交通犯罪被害者重度障害者の家族で構成しています。私たちは被害者の人権回復と損害回復を目指し、多数が暮らしていた事故以前の中流の生活を取戻すため、加害者に過失責任相当の賠償を求めます。 また事件解決を難しくしている諸制度の改善も求めます。私たちの活動については、よその干渉を受けずに自立した活動を目指すため、補助金などを当てにせず、会員の助け合いで活動の維持発展を図ります。 事件解決に必要な弁護士についても被害者の立場を支援する点で実績のある協力弁護士と力を合わせて活動します。
事件が終わった後の障害者の長い人生を乗り切るために情報を交換し生涯の友人としてお付き合いを目指しています。交通事故被害者重度後遺障害者の立場で活動する団体は今のところ本会が日本に唯一と思います。
事件が終わった後の障害者の長い人生を乗り切るために情報を交換し生涯の友人としてお付き合いを目指しています。交通事故被害者重度後遺障害者の立場で活動する団体は今のところ本会が日本に唯一と思います。
本会代表(北原浩一)の長男の交通事故事件〜
解決までの流れ
1987(昭和62)年
11月
長男(当時小学校6年生男子)が横断歩道上で
右折進入トラックにはねられ瀕死の重傷を負う
1991(平成3)年
3月
長男が1級の後遺障害者になり退院、在宅介護開始
4月
加害者相手損害賠償民事訴訟提訴(相手に自動車保険なし)
1992(平成4)年
9月
判決(介護料を減額・加害者の嘘で過失10パーセント)
1992(平成4)年
10月
控訴
1993(平成5)年
5月
大幅勝訴(介護料全額認める日本一・過失変更なし)
1993(平成5)年
7月
加害者が上告
1993(平成5)年
12月
最高裁判決(上告棄却)で事故解決
地裁、高裁、最高裁の三審ともに勝訴。後遺障害で当時日本一の高額判決となる。
** 「自動車保険ジャーナル」平成5年12月16日号 掲載
「重度後遺障害者の実態とその救済」交通法研究第25号41頁掲載(有斐閣版)
別冊ジュリストNO152「交通事故判例百選」108頁掲載(有斐閣版)
1987(昭和62)年 | 11月 | 長男(当時小学校6年生男子)が横断歩道上で 右折進入トラックにはねられ瀕死の重傷を負う |
1991(平成3)年 | 3月 | 長男が1級の後遺障害者になり退院、在宅介護開始 |
4月 | 加害者相手損害賠償民事訴訟提訴(相手に自動車保険なし) | |
1992(平成4)年 | 9月 | 判決(介護料を減額・加害者の嘘で過失10パーセント) |
1992(平成4)年 | 10月 | 控訴 |
1993(平成5)年 | 5月 | 大幅勝訴(介護料全額認める日本一・過失変更なし) |
1993(平成5)年 | 7月 | 加害者が上告 |
1993(平成5)年 | 12月 | 最高裁判決(上告棄却)で事故解決 |
地裁、高裁、最高裁の三審ともに勝訴。後遺障害で当時日本一の高額判決となる。
** 「自動車保険ジャーナル」平成5年12月16日号 掲載
「重度後遺障害者の実態とその救済」交通法研究第25号41頁掲載(有斐閣版)
別冊ジュリストNO152「交通事故判例百選」108頁掲載(有斐閣版)